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Joint research with JAXA
JAXAとの共同研究

当社では他社と協業し宇宙分野への取り組みも行っています。(株)熊谷組、住友林業(株)、(株)加藤製作所とともに、「JAXA宇宙探査イノベーションハブ」の研究提案募集にて「林業機械システムの自動化による省力化の研究」を共同提案、JAXA*に採択され 共同研究契約を2018年に締結しました。

「JAXA宇宙探査イノベーションハブ」では宇宙探査に特化、限定した開発ではなく、将来的に研究成果を宇宙探査へ応用することと、地上での事業化などの実現性がある技術の創出を目的としています。
*JAXA: 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
 

共同研究の概要

共同研究では、住友林業(株)の「林業技術」と(株)熊谷組の「無人化施工技術」、(株)加藤製作所の「ホイールクレーン国内トップシェアのウインチ技術」ならびに当社の「プラント・仮設のエンジニアリング」を融合することで、架線集材システムの無人化・自動化を図り、地上では林業分野での事業化を目指します。また月面での構造物や資材の運搬、設置等に有用な運搬システムを研究・開発します。


月面での架線集材システムの効果

  • ● 動力源をまとめることが可能
  • ● 地表面の状況に左右されにくい
  • ● 地表面掘削から設備設置まで対応可能
  • ● 位置管理情報を画像等から取得可能
  • ● 継続性があり、運搬が安定して出来る
  • 設備設置のイメージ
    設備設置のイメージ
  • 林業現場での架線利用例(提供:住友林業株式会社)
    林業現場での架線利用例
    (提供:住友林業株式会社)
  • 土木現場での架線利用例(提供:株式会社熊谷組)
    土木現場での架線利用例
    (提供:株式会社熊谷組)

ここで研究した成果は自然災害の対策として自社製品の材料や仮設資材他の輸送設備への活用が期待されています。